【Ready:井上郁磨】遊びきって、飽きて、遊ぶように起業した。

当社は、「現代の駆け込み寺」をコンセプトに掲げ、「世の中の枠組みや空気に苦しくなった人たちが集まる居場所であり、そこで各自が何かしら独自のアウトプットを追求する場所」をシェアハウス事業を通して各地に創っている企業です。

今回、リバ邸六本木の卒業生であり、Ready株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:井上郁磨 )の井上さんにお話を伺ってきました。

 

リバ邸六本木卒業生「井上郁磨」プロフィール

名前:井上郁磨

在籍:リバ邸六本木

期間:2013年〜2015年

略歴:リバ邸六本木卒業生/Ready株式会社代表取締役

 

以下、対談形式にてお送りします。

左:片倉廉氏(片倉

右:井上氏(井上

 

片倉:井上さん、今日はお忙しいところインタビューのご協力、ありがとうございます!

井上:いえいえ、あんまりなにを話せるかわからないのですが、なんでも聞いてください!

 

 

入居初日、「鶏飼いたい」って言って速攻で怒られた。

片倉:最初に、どういった感じで入居されたのか、経緯とかをお伺いしてもよろしいでしょうか。

 

井上:ぼくは最初、Twitterで住人募集してるのを見かけて。

「六本木に3万円で住めるってやばくね!?」って思って。

 

ただ、そのときの募集がすでにめちゃくちゃ拡散されてたんですよね。

 

なので「これ、普通に応募しても目に留まらないだろうな〜」って思って、「俺、めっちゃモテるんで、きっと映えると思います!!」みたいなこと送ったんですよね。

 

そしたら返信もらえて、おっけーでした笑

 

で、リバ邸のイメージが「常識」って感じの言葉とか嫌いなとこだと思ってたので、入居時に招待されたLINEグループで「鶏飼いたいっす!」って言ったら、当時の住人さんにガチギレされました笑

 

片倉:まじですか!そのとっかかりめちゃめちゃおもしろいですね笑

入居されてからはなにをされてたんですか?

 

井上:超遊んでました笑

朝方5時くらいに、寝てたら急に管理人さんに起こされて「たこ焼き、食いたくない?」って言われて。

で、「まあ、あるなら食いたいかな」って答えたら、そのまま築地にタコ買いに直行することになっちゃったりとか。

 

あと、徒歩3分のところにミッドタウンとかあったんで、なにをするでもなくベンチに座って金持ちの気分を味わったりとかもしてました笑

 

片倉:ノリが大学生だ笑

なんか、青春っぽくていいですね。

 

井上:ですね、楽しかったです。

ただ、楽しかったんですけど、本気でお金はなくて。

住民が10人いて、そのうちの6〜7人はお金がなかったから、助けあって生きてました。

 

ちょっと小銭とかでも余裕ある人が大量にパスタとか茹でてくれたりして。

っていっても茹でたパスタにマヨネーズと醤油かけただけみたいな感じでしたけど笑

 

リバ邸にいる人っていい意味で変な人ばっかで、なんかとにかくパワーだけは有り余ってて行動に起こす感じの人ばっかりだった記憶があります。

 

 

「リバ邸っぽさ」という曖昧な概念

片倉:リバ邸六本木の雰囲気ってどんな感じだったんですか?

 

井上:なんか当時、明確に概念としてあったわけじゃないんですけど「リバ邸っぽさ」って共通言語があったんですよね。

 

例えば、遊びに来た人がいたとき、マンションのオートロックでインターホン鳴らされるんですけど、それで更に玄関前にきてノックとかする丁寧な人は「リバ邸っぽくない人」って感じのノリでした。

 

そしたら、入ってきたらまずは「そんなに真面目にやんなよ」みたいな変な説教がはじまる。

 

本来、ぜったいその人のほうが正しいんですけどね笑

 

片倉:それは可哀想すぎる笑

 

井上:本来なら常識としてもっているから正しいんですけど、その感じがすごい好きでしたね。

 

冷蔵庫の中とかにも、簡単に食べやすいものとか置いておいたらなくなっちゃうんですよ。プリンとか。

で、ふつーなら怒るとこかもしれないんですけど、ぼくも含めて「まあ、しゃーねーか」くらいで終わっちゃう。

そこで住人会議になったりとかルールで固められなかったところがすごく居心地が良かったです。

 

iPhoneの充電ケーブルとかすぐなくなるんで、めっちゃAmazonで買ってましたもん。

当時、Amazonでケーブルの購入履歴みたら10本くらい買い直してて。

 

片倉:え、それ怒んないんですか!?

 

井上:いやー、なんか怒らなかったですね笑

本来なら問題に対してルールとかができて厳しくなっていくと思うんですけど、それがなかったんです。

そーゆーとこがなんか駆け込み寺っぽいな〜って思ってました、寛容って感じで。

 

 

遊びきって、飽きて、遊ぶように事業を立ち上げた

片倉:思ってた以上にめちゃくちゃでした笑

 

井上:ですね、ぼくも思い返してみるとカオスだったなーって思いました笑

まあでも一日中遊んでるだけじゃ飽きちゃうんですよね、普通に。

 

それでリバ邸にいる人とか、リバ邸に来てくれる人とかが当たり前のように起業とか上場とかしてる人ばっかりだったから、自分の中の”当たり前”みたいな感覚が変わってって。

 

「起業とか上場とかって実はそんな大変なことじゃないんじゃね?」みたいな。

それで、挑戦のハードルが下がったんですよね。

 

そこから遊びあきてきたみんながそれぞれ自分で事業を立ち上げていって。

 

元管理人の斉藤くんは株式会社スペースって会社を、当時よく遊びに来ていた鈴木くんはCoducom合同会社を立ち上げて。

ぼく自身も今は起業しましたし、個人として2人の会社に投資させてもらったりとか、リバ邸の繋がりでできた縁のある会社には業務レベルで協力させてもらってるところもあります。

 

六本木に住んでた当時はみんな遊んでばっかりだったのに、よくよく考えてみたらみんな起業したりとかしてまじめにやってるの、なんか変な感じですけど面白いです。

 

たぶん、遊びに使うエネルギーがそのまま仕事に向くようになったのかなって。

 

 

縁故を大切にしたい

 

片倉:今日はお時間ありがとうございました!これからもリバ邸の活動を見守って頂ければと思います!!

 

井上:ぜひぜひ!リバ邸があったから今があるし、今でも一緒に住んでた住民とはずっと仲がいいんですよね。

こういった縁故はずっと大切にしていきたいと思っているので、お役に立てることがあればいつでも声かけてほしいです!

 

片倉:ありがとうございます!!頼らせてください!!

引き続き、よろしくお願い致します!!