このたびは、リバ邸に関することでご迷惑・ご心配をおかけし申し訳ありません。
改めてお詫び申し上げます。
リバ邸祇園(現在は閉鎖状態)元管理人に関する一部報道についての続報
12/29時点でリバ邸祇園(閉鎖済み)元管理人の福徳本人はすでに釈放されており、連絡をとることができました。
本人が語ったところによると、以下のようになっております。
- 物件契約をする際の契約者になってくれる人を探していたので、司法委員をしていると言っていた父に頼んだところ了承してくれたが、後に起こる今回の事件で、父は家族に対して自分の仕事を偽っていたことがわかった。その時初めて偽装の事実を知った。
- 今回の文書偽造は父が独断で行なったものであり、自分はそのことを知らなかった。自分自身は不起訴となった。
Livertyとしては確かな事実関係の公表を待ちたいと思います。
なお、すでに閉鎖していると発表したリバ邸祇園ですが、こちらは2014年8月末に、管理人卒業にともなう後継者不足のため閉鎖に至ったものであり、今回の事件とは無関係のものになります。
「リバ邸祇園」として閉鎖後は、普通のルームシェアとして、当時の住民数名が同じ物件を継続して利用しておりました。
Livertyによるリバ邸への今後の支援体制について
今回の件を受け、Livertyは、運営体制を更に強化していくのと同時に、各リバ邸が健全かつ活発に活動していけるような後方支援強化を行なってまいります。
もともとリバ邸は、非常に自由な形で、ほとんどルールなく作られてきました。
あえて「リバ邸」の名前を自由に使えるように解放することで、「居場所を作りたい」と思った人が自由に作っていける形のムーブメントとして広がり、それは今や日本全国や海外にまで広がるまでに至っています。
Livertyは、そのようにある意味で混沌とした状態の中で広がってきた「リバ邸」全体の動きを最低限整えていきながらも促進し、関係者と周囲の人々を守りつつ、リバ邸の社会的価値を更に高めていくために様々な活動を行なっている団体です。
今回の出来事はその途中に起こったものであり、運営体制の改善と管理・支援体制の強化を更に加速していく必要があることを明白にしました。
今後、各リバ邸の法令遵守を促しながら、各リバ邸の活動をさらに活発にしていくためにも、各管理人にヒアリングを行い協議し、今後必要な対処方法を検討・策定して参ります。
具体的には、以下のような対策を検討しております。
【既存のリバ邸に対して】
- 法令遵守と円滑な運営を促すためのガイドラインを作成し、全ての管理人に同意してもらう
- 管理人同士の勉強会・情報交換会を開催し、リバ邸同士の相互扶助強化を促す
- リバ邸関係者のための相談員を設置
- 各リバ邸管理人との定期的な面談(オンライン含む)の実施
【新規に立ち上がるリバ邸に対して】
- 全てのリバ邸発起人に対して、リバ邸設立のノウハウを共有するセミナーや面談を実施
- ガイドライン適用、相談員設置、勉強会開催などは既存リバ邸と同様
「1人でも多くの人が居場所を得て、自由に働ける社会」を実現するため、我々Livertyは益々精進してまいります。
今後とも、リバ邸およびLivertyをどうぞよろしくお願いいたします。