ぼくらLivertyは、社会実験や個を切り売りしながら生きて行くための本拠地として、現代の駆け込み寺シェアハウス「リバ邸」を構えます。
いまの日本には居場所が少ないように感じます。学校か家、会社か家。そのどちらかからこぼれ落ちてしまうと、途端に居場所が無くなってしまう。
リバ邸は居場所でありアジール(避難所、自由領域)です。
行き詰まって前にも後ろにも進めなくなってしまうくらいなら、まずは片道切符だけもって、全国各地にあるリバ邸に遊びに来てください。
「おかえり」と迎え入れてくれる、同じ思いを抱えた様々な仲間がたくさんいます。

– リバ邸発起人・家入一真

 

1.リバ邸とは?

リバ邸は、解放集団Livertyから生まれた、「現代の駆け込み寺」をコンセプトに掲げて各地に展開しているシェアハウスです。

 

【「現代の駆け込み寺」というコンセプトについて】

「世の中の枠組みや空気に苦しくなった人たちが集まる居場所であり、そこで各自が何かしら独自のアウトプットを追求する場所」という意味です。

アウトプットの内容は自由で、ジャンルも規模も収益の有無も問いません。本当に自分のやりたいことを見つけ、それを形にしていく場所です。

・各地のリバ邸は「現代の駆け込み寺」というコンセプトは共通していますが、地域や住民の特色に沿って、リバ邸ごとに多様な雰囲気・環境・ルールを持っています。

 

 

2.リバ邸の目指すもの  -目指すイメージは「アジール(自由領域)」

http://camp-fire.jp/projects/view/527より引用)

 

アジールって言葉を耳にしたことありますか?

歴史的・社会的な概念で「自由領域」「聖域」「避難所」「無縁所」なんて呼ばれる特殊なエリアのことを指す言 葉です。

まぁそんな難しい定義はいいんですが、つまり、リバ邸は、世の中の枠組みや空気に苦しくなった人たちが集まる場所としてのシェアハウスをリバ邸では目指しています。

いまそういう場所って全然ないですから。

もちろん、ただ集まるだけの場所にしたいとは思っていません。

そこでは各自、なにか独自のアウトプットを追求していって欲しいと思っています。

テーマも領域も自由です。

独自の価値観を反映させたウェブサービスでも、儲からないけど開発してみたいプロダクトでも、生き延びるためのビジネスでも、何でもいいです。

リバ邸は、そういったものが活発に生まれるようなパブリックかつ刺激的な環境にしていきたいと考えています。

最終的には、リバ邸を様々な価値観をもった人々が行き交うシェアハウスとして開放していくとともに、どんどん新しいアウトプットが生み出していく刺激的なコミュニティになっていきたいと考えています。

 

“教室では学ぶ人・廊下では通行する人。
ところが屋上に上がれば「何者でもない人」になれた。
僕たちは昨今「何者でもない人」でいられなくなった。
アジールは「何者でもない人」でいられる場所のこと。
そうした場所を提供するリバ邸の理念に賛同します。”
– 宮台真司さんからのメッセージ